昨年韓国で公開され、公開初日から6日間連続で観客動員数第1位を記録し人々の話題をさらった『憑依』より、チョン博士(カン・ドンウォン)と助手のインベ(イ・ドンフィ)が、”娘が突然豹変した”という悩みを持つ夫婦の家を訪ねるシーンが解禁された。
古くから人間の体を転々としながら霊力を狩る悪鬼が、人間を器(うつわ)に次々と憑依して襲い来る、いつどこで誰に憑依するか分からない、予測不能な韓国発の<新感覚>憑依ホラーエンターテイメント。霊が全く視えないインチキ祈祷師のチョン博士は助手のインベと共に言葉巧みに依頼人を騙し、除霊と称した儀式でお金を儲けていた。そんなある日、依頼人の裕福な夫婦の元へ訪れたふたりを待っていたのは、『パラサイト 半地下の家族』で地下室夫婦を演じたパク・ミョンフンとイ・ジョンウン。
前出の作品でポン・ジュノ監督の助監督を務めていた、本作のキム・ソンシク監督は「ポン・ジュノ監督が試写会で私の後ろに座っていて、そのシーンですごく笑っていた。」と語り、「地下室夫婦には個人的な思いを持っていたので、彼らがもしも生まれ変わったら幸せであってほしいという願いを反映させた。
■『憑依』本編映像
劇中に登場する家も『パラサイト 半地下の家族』に出てくる豪邸に似ているようにした。」とその秘話を明かした。併せて解禁されたメイキングカットでは、笑顔で撮影に挑む幸せそうな夫婦の姿が映し出されている。
そんな彼らがカメオ出演する本作は、いつどこで誰に憑依するか分からない、予測不能な韓国発の<新感覚>憑依ホラーエンターテイメントに仕上がっている。
9月6日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー